2011年4月24日日曜日

「上を向いて歩こう」

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● 産経ニュースより
 日本の上海総領事館のホールに、東日本大震災の被災者へ応援の気持ちを描いた中国雲南省の幼稚園児の絵や上海外国語大学からの横断幕メッセージなど約150点が飾られ、25日から一般公開される。



2011/04/24 05:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042401000019.html

イラクから震災支援訴え 「上を向いて歩こう」演奏

 23日、バグダッドで開かれた東日本大震災支援のコンサート(玉本英子さん撮影・共同)

 【カイロ共同】武装勢力によるテロや攻撃が続くイラクの首都バグダッドで市民らが23日、東日本大震災の被災者に支援の気持ちを伝えようと、クラシック音楽などのコンサートを開き、故坂本九さんの「上を向いて歩こう」などを演奏した。

 コンサートは、イラクのがんの子どもたちを助ける支援を続けている非政府組織(NGO)日本イラク医療支援ネットワーク(JIM―NET)が主催。地元NGOや医療関係者ら約250人が訪れ、全員で震災犠牲者に黙とうし、その場で募金も集めたという。

 出演者のアブドルモニム・アハメドさんは
 「イラクは日本と同じように苦しんできた。私は日本を愛しており、同じ苦しみを共有している
と話していた。


 「上を向いて歩こう」の歌詞。

 上を向いて 歩こう
 涙が こぼれないように
 思い出す 春の日
  一人ぽっちの夜

 上を向いて歩こう
 にじんだ 星をかぞえて
 思い出す 夏の日
  一人ぽっちの夜

 幸せは 雲の上に
 幸せは 空の上に

 上を向いて 歩こう
 涙が こぼれないように
 泣きながら 歩く
  一人ぽっちの夜

 (口笛・・・・・・)

 思い出す秋の日 
 一人ぽっちの夜

 悲しみは 星のかげに
 悲しみは 月のかげに

 上を向いて 歩こう
 涙が こぼれないように
 泣きながら歩く
  一人ぽっちの夜

  一人ぽっちの夜

 繰り返されるフレーズはこれ。
 「一人ぽっちの夜」



産経ニュース 2011.4.23 17:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110423/chn11042317450002-n1.htm

中国各地から応援メッセージ 150点一般公開へ 上海の日本総領事館

 【上海=河崎真澄】東日本大震災の被災者を応援しようと、中国各地から寄せられた横断幕や折り鶴、園児が描いた絵などの応援メッセージ約150点を、日本の上海総領事館が25日から館内で一般公開する。

 震災直後から上海の学校などが「日本がんばれ」とのメッセージを日本語や中国語で寄せ書きして、同総領事館に義援金とともに持参した
 地震災害の多い雲南省の幼稚園からは、被災者救援のようすや、復興後の日本を園児が想像して描いた26枚の絵が届いた。

 泉裕泰総領事は、
 「中国の一般庶民の方から想像以上の温かい気持ちが寄せられた。
 ありがたい」
と話した。
 ホームページ上や、日本国内での一般公開を検討する。
 同総領事館には22日までに計1163件、邦貨換算で約2億8900万円の義援金が届けられた。




25today.com  2011年4月24日
http://www.25today.com/news/2011/04/post_5466.php

シドニー・モーニング・ヘラルド週末版社説

ギラード連邦首相、南三陸被災者を見舞う




 (訳注:AAPは、4月23日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙週末版の社説を取り上げている。
 ケビン・ラッド前首相が最初に中国を訪れた時は、日本を訪問せず、北京中国語が話せるラッド氏に中国を偏重し、長年の友邦日本を軽んじる傾向があるとして疑問を呈する声が上がった。
 今回、ギラード首相が真っ先に日本を訪れただけでなく、震災・津波被災地を見舞い、被災者と直接言葉を交わしたことに、ギラード氏が再び日本との関係を強化する意図がうかがえる)。
 「中国、日本、韓国はいずれもオーストラリアにとって外交、貿易相手国として重要な国であるが、ジュリア・ギラード連邦首相の北東アジア3国訪問の順序は適切である。
 日本を最初の訪問国としたことはオーストラリアの首相として正しい選択だ。
 現労働党政権が中国ブームに浮かれる余り、この同盟国日本との目立たないながら長年の友好関係をないがしろにしているのではないかという懸念がつきまとっていた。
 特に、捕鯨問題につきまとう感情的なわだかまりがこの友邦との関係に影を差していた。
 現在、日本は壊滅的な津波の打撃を受けた上に、福島県の破壊された原発からの放射性物質を抑え込むために懸命になっている。
 オーストラリアは、世界各国と同じように、日本の災害に迅速に対応し、捜索救援活動を行った。
 大勢の外国人が東京から疎開し、経済活動も消沈している時期に、ギラード首相が日本を訪れたことは、菅直人首相にとっては、オーストラリアが、日本が危機を切り抜けていること、東京は安全であること、日本が根底的なダメージを受けてはいないことを信じているあかしと受け止めることができる」
と社説は述べている。

 23日朝、ギラード首相は、開港したばかりの仙台空港に飛び、壊滅的な打撃を受けた南三陸の港町を訪れ、津波による破壊を直接見た。
 首相は、
 「まるで爆撃で完全に地上から消し去られたような光景だ」
と述べている。
 南三陸の町は、オーストラリアの捜索救援隊75人と2頭の捜索犬が3月16日から19日まで救援活動をした町であり、今回の訪問もそのことで南三陸が選ばれ、隊を率いたシドニー出身のロブ・マクニール氏も首相に同行し、2万の人口の約半数が亡くなった町で、津波を生き延びた佐藤仁町長が津波の状況を説明した。
 首相は、
 「自然災害に破壊された町の姿には心を引き裂かれる思いだ」
と語っている。
 その後、避難センターに被災者を見舞い、子供達にコアラやカンガルーのぬいぐるみを贈った。
 マクニール氏は、
 「一緒に捜索救助にあたった京都消防署の指揮官の誇りに満ちた眼を見た時、その指揮官やチームだけでなく、日本国民の勇敢さ、プロフェッショナリズム、強靱な精神を知った」
と語っている。
 ギラード首相が出席した募金パーティには歌手のカイリー・ミノーグさんも出席し、赤十字社に$140,000のチケット売上げが贈られた。
 その席で、首相は、
 「オーストラリアに留学する日本人学生や研究者のために特別奨学金を設立する」
と発表した。
 ギラード首相は次に韓国を訪れる。(AAP)





== 東日本大震災 == 



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