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● 解体作業のためチェルノブイリプラントに向かうひとびと
● Google Earthによるチェルノブイリ原発周辺
『stowaway blog: 神は細部に宿る
http://stowaway.exblog.jp/2792708』より
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ロイター 2011年 04月 20日 13:07 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-20718420110420
チェルノブイリ原発事故当時の責任者、
日本の危機対応を称賛
[ウィーン 19日 ロイター]
25年前に史上最悪の放射能漏れを起こしたチェルノブイリ原発で、事故当時に責任者の1人だったアナトリー・トカチュク氏は19日、日本の原発危機への対応は迅速かつ責任ある態度だと称賛した。
同氏は、チェルノブイリ原発4号機がコンクリート製の「石棺」と呼ばれるシェルターで覆われた後、内部に入った4人のうちの1人。
ウィーンで記者会見を行ったトカチュク氏は
「爆発や事故の後、核物質は放射線を出しており、近づくことさえできない。
(近づけば)強い放射線で全員が死ぬだろう」
と指摘。
「中に入って調べることは、命を犠牲にすることを意味する。
日本は最善の民族性を示したと思う。
一致団結し、迅速に対応した。
そのことが国をパニックから守ったと考えている」
と述べ、福島原発の事故直後に十分な情報提供をしていないと非難するのは間違いだとの考えを示した。
チェルノブイリ原発では、事故発生の8カ月後に「石棺」が完成すると、内部の状況を検査するよう指示が出たが、完全に崩壊して通路がないためロボットは使えず、トカチュク氏を含む4人が入るしかなかったという。
石棺内部では、高濃度の放射線によってコンクリート壁がすでに崩れ始めており、トカチュク氏らは
「すぐに喉の痛みを感じ、頭痛やひどい関節痛」
も経験、放射能汚染で1人がすぐに死亡、2人が数日後に死亡したとしている。
同氏は
「危険であるのは分かっていたが、何をしているか本当には理解していなかった。
初めのうち、放射性物質を手で動かしていた」
と語った。
当局はチェルノブイリ原発事故による死者を31人としているが、がんなど放射線に関連した健康被害で死亡した人も多く、最終的な死者数や長期的な健康面への影響については、今も激しい議論の対象となっている。
』
私は海外からインターネットで知るのみであるが、その記事を読んでいるかぎり、日本の当局者の対応は実に素晴らしいものであったと思う。
これまで誰もが経験したことのない未知の世界であり、いったいどうなっているのか
知る手立てもないないなか、
できうるかぎりの努力を傾注したのではないかと思う。
よって、周囲が「東電タタキ」に入ったとき、つい腹を立て、
「がんばれ、がんばれ、東電」
と書いた。
間違ってはいない。
当事者でない連中ななんとでも言える。
しかし、実に当事者たちはがんばったと思う。
これからも危機の状態は続いていく。
当事者たちの奮闘に惜しみない賛辞を贈るとともに、馬鹿なマスコミと政治家どもなど気にするなと言いたい。
君たちはよくやってくれている。
本当にによくやってくれている。
ありがとう。
本当にありがとう。
== 東日本大震災 ==
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